有限会社本藍染矢野工場(染色)の概要

【本 社】
徳島県板野郡藍住町矢上字江ノ口25-1
【設 立】
有限会社の設立 平成元年(創業 昭和61年)
【株 主】
矢野藍秀    矢野浩邦(藍秀の妻)
【役 員】
代表取締役   矢野藍秀 取締役 矢野浩邦

藍染師 矢野藍秀の「天然灰汁発酵建」の本藍染

  • 1、 矢野藍秀は、江戸時代から明治に継承した「白花小上粉」という藍(明治時代に「瑞一(ずいいち)」という評価を得た)を、
    日本で唯一今も栽培する藍師(すくも職人)佐藤昭人(無形文化財)の娘婿。
    ――― 江戸時代に、「阿波25万石・藍50万石」と呼ばれ、四国三郎「吉野川」流域は、全国一の藍の産地でした。
  • 2、 矢野藍秀は、佐藤昭人のすくもを、「天然灰汁発酵建」(日本でも希少な技法で600年以上前から伝承)という技法で藍甕に藍液をつくり、
    その藍液にて染色している。
  • 3、「天然灰汁発酵建て」とは、化学薬品を一切使わず、灰汁・石灰・日本酒・ふすま等の天然材料だけで、すくもを発酵させて藍液をつくる技法。
    ――― 藍液をつくるには、約8日かかります。 苛性ソーダやブドウ糖を使う化学藍染に比べて、色に深みと光沢がある。
  • 4、 発酵してできた、「天然灰汁発酵建て」の藍液は生きているために、常時つきそって手入れが必要で、
    矢野藍秀は、毎日この藍甕32本と共に生活してます。
    この藍液の寿命は3ヶ月で、寿命を迎えた藍液は、草木の肥料になります。
    この藍液は、天然繊維(綿・麻・絹・ウール・皮・木)のみに染色可能で、人造繊維(ポリエステル等)には染色不可です。
  • 5、 天女の舞の生地は、希少なオーガニック綿で、かつ比類のない細い糸なので、この藍染と相性がよく、他に類のない作品づくりができてます。
  • 6、この本藍染は、使用して水洗いをし、日陰に干すたびに、発酵菌の働きで色が定着し、藍色が冴え、気品とが深みが出てきます。